動的注入工法協会

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質問と答え

Q. 動的注入工法は従来の薬液注入工法と違うのですか?
A. 薬液注入工法は施工機械が小さく、簡単に施工が行えますが、薬液が逸散する、設計どおりの改良を行うのが難しいなどの問題点があります。
動的注入工法は、注入速度や注入圧力を意図的に変化させて注入を行うので、薬液の浸透する領域が変化します。この変化により、従来工法でみられる割裂脈の進展や、設計範囲外への薬液の逸散を少なくします。
また、薬液は地盤中に放射状に浸透するため、良好な注入効果を得ることができます。
Q. 動的注入工法を使うと注入効果が従来工法よりよくなるのですか?
A. 動的注入工法は、割裂脈の進展を防止し、また、設計範囲外へ逸散する薬液が少ないため、均一で強固な固結体を得ることができ、良好な注入が期待できます。
Q. 動的注入工法ではコストダウンが可能ですか?
A. 動的注入工法は従来工法と比較して、強度増加が大きく、また、止水性も大きくなります。
このため強度、止水性の品質を従来工法と同等とするならば、注入速度を速くすることで施工性を向上させ、コストダウンを図れる可能性があります。
Q. 動的注入工法は簡単に施工できますか?
A. 動的注入工法は既存の注入装置に、ごく簡易な装置(ファンクション・ジェネレータ)を付加するだけです。
最低限の設備投資で、すぐに、しかも簡単に施工が可能です。
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